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尼崎初「全国統一かけっこチャレンジ」 誰でも参加、写真判定でタイム計測

ベイコム陸上競技場で開催されたかけっこ教室の様子

ベイコム陸上競技場で開催されたかけっこ教室の様子

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 「全国統一かけっこチャレンジ」が9月8日、尼崎のベイコム陸上競技場(尼崎市西長洲町1、TEL 06-6489-2027)で開催される。

国際競技会も開かれる「第2種公認競技場」に認定されているベイコム陸上競技場

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 「気軽に、本格的な環境で、子どもから大人まで誰でも参加できる」50メートル・100メートル走のタイム計測イベント。2011(平成23)年に横浜でスタートし、2015(平成27)年度から全国各地の陸上競技場で開かれる全国規模の大会となった。

 イベントでは、オリンピックや世界大会の公式記録として計時する写真判定装置を使ってタイムを計測し、ゴール時の判定写真付き記録証を参加者全員に交付するほか、大会ホームページで全国の「かけっこ仲間」のランキングを発表。自己タイムを入力して自分の順位や「かけっこ年齢」を調べることもできる。昨年度は全国15カ所で行われ、5歳から60代まで約4200人が参加。50メートル走で6.18秒(石川県・24歳男性)、100メートル走で10.94秒(福島県・17歳男性)の最高記録が出た。

 尼崎会場となるベイコム陸上競技場は日本陸上競技連盟が公認し、国際競技会も開かれる「第2種公認競技場」。担当者は「尼崎はスポーツ人口が多く、この競技場も年間約11万人が利用する。陸上競技では、市立尼崎高出身のディーン元気さんはやり投げでロンドンオリンピックに、園田学園女子大の宇都宮絵莉さんは7種競技でアジア陸上に出て活躍した」と話す。

 「会場には、走り高跳びの世界記録のバーの高さなど、世界のトップアスリートたちのすごさを体感できる仕掛けもたくさん用意している。楽しみながら参加して、陸上競技の面白さをより身近に感じてもらえたら。このイベントをきっかけに、未来のオリンピック選手、日本を代表するような選手が出るとうれしい」とも。

 開催時間は9時~。参加費は大人=1,100円、5歳~18歳(高校生)=600円。定員は各種目500人。エントリーは7月22日~8月25日。

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