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尼崎で企画展「これって家にあったよね」 昭和時代に活躍した家電や道具紹介

尼崎のメーカー製造の扇風機。1955(昭和30)年ごろ

尼崎のメーカー製造の扇風機。1955(昭和30)年ごろ

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 尼崎市立文化財収蔵庫(尼崎市南城内、TEL 06-6489-9801)で7月21日から、企画展「これって家にあったよね」が開催される。

電気炊飯器の第1号。1955(昭和30)年製

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 昭和の時代に家庭、学校、会社などで使われていた道具や電化製品を展示し、当時の人々の暮らしを振り返ってもらおうと企画された。昭和20~40年代のものを中心に、扇風機や氷冷蔵庫、真空掃除機、日本語タイプライターなど、約50点を展示する。

 このほか、かまどを使って炊飯する様子がわかる映像コーナーや、展示している道具の使用方法を答えて正解した人にオリジナル缶バッジを進呈するクイズ企画「これって何に使ったのかな?」、市内の風景を紹介するパネル展「まちのながめ」、1975(昭和50)年まで国道2号線上で運行していた阪神電鉄国道線に関する映像を上映する「甦(よみがえ)る阪神軌道線」(7月28日、8月4日、19日、25日のみ)なども予定する。

 同館学芸員の桃谷和則さんは「ほとんどが市民からの寄贈で、廃校になった学校や市役所から引き取ったものもある。中高年の方には懐かしい道具、家電をたくさん展示している。夏休み中の開催で、子どもでも楽しめるクイズも用意しているので、お子さん、お孫さんと一緒に来てもらえたら」と呼び掛ける。

 開館時間は9時~17時30分。月曜休館。入場無料。「甦る阪神軌道線」上映時間は13時30分~15時(8月4日のみ10時~11時30分)。8月26日まで。

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