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伊丹の修武館で漫画「あさひなぐ」再現・体験イベント なぎなたの技に挑戦も

1786年開設の修武館。日本三大私設道場の一つ

1786年開設の修武館。日本三大私設道場の一つ

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 伊丹の武道場「修武館」(伊丹市西台3)で11月19日、「なぎなた体験in修武館」が開催される。

修武館が登場する漫画「あさひなぐ」のワンシーン ©こざき亜衣/小学館「ビッグコミックスピリッツ」

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 伊丹市には「全日本なぎなた連盟」本部があり、「全国高等学校なぎなた選抜大会」といった各種大会の開催地となるなど、日本伝統の武道「なぎなた」とゆかりがある。「なぎなたのまち」として市内外にPRする目的で今回、こざき亜衣さんの漫画「あさひなぐ」とコラボした同イベントを市と市民団体「いたみアピールプラン推進協議会」、修武館が企画した。

 漫画「あさひなぐ」は、なぎなたに全てを懸けて打ち込む女子高生の青春を描いた作品で、第60回小学館漫画賞(一般向け部門)を受賞。今年9月に、アイドルグループ「乃木坂46」の西野七瀬さん主演で映画化された。開催場所の修武館は1786年開設で、日本三大私設道場の一つともされ、作中に「なぎなたの最も古い道場」として登場する。

 当日は「なぎなたの歴史と魅力のお話」の後、スクリーンに作中のなぎなたシーンを投影し、同館なぎなた師範の木村恭子さん、市立伊丹高校なぎなた部部員と顧問の高橋登子さんが実演を交えて技を解説するほか、希望者が技に挑戦する「なぎなた体験」(定員50人程度、参加費300円)を行う。

 同市都市活力部まちなかにぎわい課の眞山和珠さんは「作品を読んで『このシーンを実際に見てみたい』『やってみたい』と思ったことから、再現と体験のイベントを企画した。同作をきっかけになぎなたに興味を持った人、習い事や体力づくりとして興味がある人に、見学や体験を通じて、なぎなたの魅力を実感してもらえたら」と話す。

 開催時間は13時~15時30分。見学は無料。定員100人。申し込み多数の場合は抽選。申し込みは往復はがきかホームページからの電子申請で受け付ける。11月10日必着。問い合わせ先はいたみアピールプラン推進協議会事務局(同市都市活力部まちなかにぎわい課、TEL 072-784-8068)。

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