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尼崎のコミュニティースペース「あまぴっと」移転・新装 地域交流をより活発に

オーナーの仁保さん

オーナーの仁保さん

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 尼崎のJR立花駅南側、七松町にコミュニティースペース「あまぴっと」(尼崎市七松町2、TEL 090-3891-5083)が移転・新装オープンして2カ月がたった。

6畳の和室。「昭和な雰囲気、家だからこその安心感がある」と仁保さん

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 「あまぴっと」は、阪急塚口駅前の商業施設「塚口さんさんタウン」三番館地下1階で昨年5月、「子育て中のママが地域の人たちや社会とのつながりを生み出せる場所」としてオープンしたコミュニティーカフェ&レンタルスペース。同施設の建て替えに伴い、移転・新装した。現在の場所は文化住宅の1室で、3畳と6畳の和室、台所、トイレを備えた2DKの間取り。

 営業時間を「家開き」と称し、日時を設定して不定期に場所を開放する。利用料金は大人300円、子ども無料で、誰でも利用できる。レンタルスペースとしては、非営利目的=1時間500円、営利目的=1時間1,000円で貸し出す。

 オーナーの仁保(にほ)麻衣さんは「家開きの日には、ママたちが子どもを遊ばせながらおしゃべりをしたり、お一人さまがお茶を飲みながらくつろいだり、思い思いの過ごし方をしている。レンタルスペースとしては、これまで絵本の読み聞かせ会やパソコン講座、アート教室、子ども食堂などでの利用があった。ママと子どもはもちろん、地域に開かれた場所として、さまざまな人たちに利用してほしい」と話す。

 仁保さん自身、尼崎市内で5歳児を子育て中。フリーのプランナーとしても活躍し、「尼ノ物書キ組」などまちづくりのさまざまなプロジェクトに参画しており、「あまぴっと」から地域につながるプロジェクトの構想が広がるという。

 仁保さんは「子ども乗せ自転車のレンタサイクル設置をはじめ、『私のお気に入りのパン屋』『子どもの遊び場』といったジャンル別にまちを紹介する『タウンマップ』制作、市内への引っ越しを検討中の人に向けて『あまぴっと』ゆかりの人たちがまちを案内する『暮らしのガイド』など、ここを拠点にやってみたいことがたくさんある」と笑顔を見せる。

 「家開き」の日程はフェイスブックで確認できる。レンタルスペース予約はフェイスブックのメッセージかメールで受け付ける。

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