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尼崎でオープンデータ地図作りイベント 住民目線で作る「みんなの地図」

地図を作りながら街歩きする参加者(前回の様子)

地図を作りながら街歩きする参加者(前回の様子)

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 尼崎の園田地区で3月5日、住民が参加して住民目線でオープンデータ地図を作るイベント「International Open Data Day 2017 in Amagasaki」が開催される。

最後に皆が書いた地図を見てねぎらい合う(前回の様子)

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 同日、全世界で開催される「インターナショナルオープンデータデイ」の一環。誰もが自由に使うことができる「オープンデータ」について、作ったり、使ったり、考えたりするイベントを世界中の都市で同日開催する。尼崎での開催は2回目。

 主催する「Code for Amagasaki」の多田真遵(まさゆき)さんは、「尼崎市でも昨年オープンデータのカタログサイトを開設したが、まだ利用が少ないようだ。オープンデータは行政から出してもらうだけでなく、自分たちで作れるのが魅力。作ったデータは行政も使える。中でも地図情報はさまざまな場面で活用できるので、皆で使えて変更できる尼崎の地図を描けたら素晴らしい催しになるのでは」と話す。

 当日は園田地区に参加者が集まり、昼食を兼ねた街歩きで各人の興味がある対象を地図に書き込んでいく。地図作製にはウェブのオープンデータ地図「Open Street Map(OSM)」を使用する。多田さんは「防災に興味がある人は消火栓を、車いすの人は通りやすい道を、カフェ好きな人はカフェを書くかもしれない。街歩きしながら新しい発見があるのも楽しい。マッパー(OSMを編集し地図を書く人)が丁寧に教えるので、初めての人も安心して参加してもらえたら」と呼び掛ける。

 開催時間は10時~15時。参加費は200円。詳細はフェイスブックで確認できる。

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