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尼崎の「古レンガ屋やまぼうし」 趣味の多肉植物寄せ植えを商品化

店長の辻本さん

店長の辻本さん

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 尼崎でアンティークレンガ販売やエクステリア施工を行う「古レンガ屋やまぼうし」(尼崎市次屋2、TEL 06-6494-5964)が11月1日、「レンガの多肉植物サンドイッチ」を発売した。

「レンガの多肉サンド」は隙間から自生したかのような自然な風合い

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 製鉄所の溶鉱炉などで使われた古レンガをアンティーク調の景観材として加工・販売する同店。個人宅のエクステリアやガーデニング用にと全国から注文を集めているほか、神戸市内の病院がピロティーを飾るインテリアとして導入したり、市内のイタリアンレストランがピザ窯や内装に利用したりと、注目が高まっている。

 店長の辻本浩久さんはもともと、運送会社「辻本商運」の社長。荷主で岡山にあるレンガメーカーから「扱ってみないか」と誘われ、すぐにその気になったという。「造園やエクステリアの知識は全く無かったが、南仏プロヴァンスのようなレンガ施工をやってみたくて、実際に赴いて小さな村々を見て回り、世界観が変わるほど魅了された」と話す。専任スタッフを雇用し、本業の輸送力も生かすことで、販売、配送、施工までをワンストップで受注する「古レンガ屋やまぼうし」を2002年に立ち上げた。

 代表的な商品は、「アンティークレンガ マロンブリック」(1個=291円、1ケース=6,480円)、明るいベージュ色の「マロンポコ フレンチベージュ」(1段=8,640円)のほか、購入者がDIYで作る「ピザ窯キット」(10万5,840円)は40セット以上を売り上げているという。「詳細な説明書付きなので、誰でも簡単に作れる。小学生の女の子が、夏休みの自由研究として作り上げた時の様子を写真でリポートしてくれたこともある」と辻本さん。

 新商品の「レンガの多肉サンド」(2,160円~)は注文を受けてから辻本さん自身が手作りする。「多肉植物の寄せ植えが趣味で、商品にしてしまった。古レンガの感触も、気軽に手に取り感じてもらえるのでは」と期待を込める。

 営業時間は8時~17時(土曜は16時まで)。日曜・祝日定休。

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