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尼崎・武庫エリアに「TAWA LABO TOGO」 フレンチデリ専門店

ショーケースに並ぶ料理。常時13~15種類を用意する

ショーケースに並ぶ料理。常時13~15種類を用意する

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 尼崎・武庫元町に「TAWA LABO TOGO(タワラボトゥーゴー)」(尼崎市武庫元町2、TEL 06-4950-0844)がオープンして1カ月がたった。

武庫元町にあるビル「元町一番館」の2階に店舗を構える。「料理がそろえば、13時前にオープンしている。予約いただければ開店前に対応することも可能」と田和さん

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 フレンチデリのテークアウト専門店として昨年12月1日にオープンした同店。フレンチ、和食の世界で経験を積んだ田和克己さんが店主を務める。

 田和さんが直接市場で仕入れる鮮魚、丹波篠山や大阪・北摂産の野菜、黒毛和牛、ブランド鶏などを使ったメニューを常時13~15種類用意。仕入れる素材により、メニューのラインアップは変わるという。取材時は「ローストビーフ」(650円)、「本日のキッシュ」(300円)、「シェフ特製ブイヤベース」(1,390円)、「黒毛和牛の赤ワイン煮込み」(1,780円)、「備中高原鶏のフリカッセ ポルチーニ風味」(890円)、「オマール海老(えび)のスープ」(430円)など。「一押しは、オマールエビと香味野菜でだしを取り、塩を使わずクリームと牛乳で仕上げたオマール海老のスープ。エビの塩味で十分おいしい」と田和さん。

 テークアウト専門店は初めての挑戦だという。「冷えた状態で提供するので、作りたてを提供してきたこれまでと全然違う。味や風味、見た目など、自宅で食べる時の状態を考えて火入れしたり、厨房(ちゅうぼう)の動線を考えたり、考えることが多く日々勉強だと感じる。最近慣れてきてやっと面白くなってきた」と笑顔を見せる。

 「ビストロのような誰もが食べやすいもの」を心掛け、バランスよくメニューを考えているといい、要望に合わせたオードブル(1人前1,500円~)なども用意する。田和さんは「自宅でゆっくり少しずつおいしいものを食べたいという年配の方や、子どもがまだ小さくてレストランへなかなか行けないという方もいらっしゃる。レストランのようなクオリティーでありながら、手頃で気軽に利用できるフレンチデリを目指したい」と意気込む。

 営業時間は13時~19時。1月は火曜定休(変更の場合あり)。

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