食べる 買う

尼崎市役所近くに「かつ丼吉兵衛」 カツ丼通じて「活力届けたい」

「玉子とじかつ丼」。カツ丼はさまざまな組み合わせがあるが、中でも「肩ロース玉子とじかつ丼並盛玉子2個」(830円)は定番の組み合わせだという

「玉子とじかつ丼」。カツ丼はさまざまな組み合わせがあるが、中でも「肩ロース玉子とじかつ丼並盛玉子2個」(830円)は定番の組み合わせだという

  • 92

  •  

 「かつ丼吉兵衛 尼崎市役所前店」(尼崎市西難波町1、TEL 06-6439-6777)がオープンして1カ月がたった。

神戸・長田の地ソースを使った「ソースかつ丼」。サクサク食感のカツにソースと温玉が絡み、濃厚な味わいが楽しめるという

[広告]

 1979(昭和54)年創業の「かつ丼吉兵衛」。神戸・三宮に本店を置き、関西に実店舗10店を構える。関西エリアほか北海道、東京などでデリバリー専門のバーチャルレストラン12店舗も展開する。尼崎市役所前店の店舗面積は24.9坪。席数は21席。

 尼崎市内では以前、阪神尼崎駅近くでテークアウト専門店を構えていたが2016(平成28)年に閉店。新型コロナ禍において「今津港町店」(西宮市)のデリバリー需要が高まり、尼崎からの注文も多かったことから、実店舗を出店した。

 カツ丼メニューは、「玉子とじ」「ソース」「韓辛味噌(みそ)マヨ」「カレー」「期間限定メニュー」などを用意。「肉々しい創業当時の味」が楽しめるという肩ロース、やわらかくあっさりとした背ロースの2種類からカツに使う肉を選んで注文する。サイズも、ミニからカツ3枚の「とりぷる」まで幅広く展開する。一例として、「玉子とじかつ丼並盛」(背ロース=680円、肩ロース=780円)、「玉子とじかつ丼とりぷる」(同=1,380円、同=1,580円)など。「カツ丼に合う麺類」を追求し2019年にメニュー化した「生そうめん」(220円~)などサイドメニュー、定食もそろう。

 尼崎市役所前店店長の森川誠さんは「かつ丼吉兵衛は、創業当時学生だったお客さまが子どもや孫を連れて利用されるケースもある。さまざまなサイズやメニューを用意し、店内にはカウンターとテーブル席を設けているので、1人でも家族でも幅広く利用してもらえる。テークアウトやデリバリー利用で『おうちごはん』にも役立ててもらえれば」と話し、「カツ丼を通じて活力を届けたい」と意気込む。

 現在の営業時間は11時~20時30分(ラストオーダー)。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース