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尼崎でフードデリバリーサービス「フードパンダ」 市内西エリアでサービス開始

「フードパンダ」イメージ

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 「foodpanda Japan(フードパンダ ジャパン)」(東京都港区)は5月31日から、尼崎市西エリアでフードデリバリー「フードパンダ」のサービス提供を始めた。

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 フードパンダは、東欧2カ国、アジア12地域の300以上の都市でサービスを提供。国内では昨年スタートし、現在まで17都道府県にエリアを広げた。兵庫県内では、神戸市を皮切りに、姫路市、芦屋市、西宮市、尼崎市の5市で展開している。

 広報担当の西城明彦さんは、尼崎進出の理由について「歴史的に見ると城下町として栄え、近代では阪神エリアを代表する工業都市で、経済的にも発展している。人口などからフードデリバリーに対する需要も見込め、需要・供給の両面から見て事業展開するにふさわしい都市と判断した」と話す。

 AIを活用した配達が特徴で、曜日や時間、場所、天候などのビッグデータを基に配達員の配置などを行い、迅速な配達をするという。新型コロナウイルス感染予防対策として、「置き配」の指定とオンライン決済により、配達員と接触せず非対面で料理を受け取ることが可能。配達ライダーには感染防止対策の研修も行っている。

 西城さんは「地域密着をコンセプトに、地元のグルメを多くの皆さまに楽しんでもらえるよう努力している。世界で培った経験を日本国内、各エリアに合わせて活用し、大手チェーンだけではなく地域密着の個人経営レストランをサポートして、新型コロナウイルスの流行で苦境に立たされている尼崎市の飲食業界をフードデリバリーで盛り上げたい」と抱負を語る。

 デリバリーを利用できる市内の提携店には、「居酒屋メニュー」を生かして作るオリジナルサンドイッチが特徴の「炉ば市」、フレンチトーストの「サムズアップマーケット」、北海道発酵バターサンド専門店「B.B.B.本店」、焼き肉「成山」などがある。

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