特集

尼崎市長期実践型インターンシップ VOL.5 ~エアグラウンド編~

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尼崎長期インターン生 三好千波さん、山林優也さんにインタビュー
三好千波 関西学院大学 教育学部 教育学科 2回生 食農教育に関して研究するゼミに所属
今回のインターンシップのゴール:取材を通じてコミュニケーション能力を身に付ける・パソコンなどの扱いに慣れる
山林優也 大阪経済大学 経営学部 ビジネス法学科 3回生 証券や金融について学ぶ「証券研究部」に所属
今回のインターンシップのゴール:インターンシップについての特集ページを作成すること・映像業界について学ぶこと
-インターンを始めようと思ったきっかけは?
三好さん 将来どのような職業に就くか今も迷っている部分があるので、インターンシップで企業の雰囲気を知り、就職活動に役立てたいと、参加を決めました。
山林さん 社会と関わることで、自分の『学生意識』を変えたかったんです。就職活動のためにも。コミュニケーション能力も高めたかったですし。
-エアグラウンドを選んだ理由は?
三好さん 元々動画を見るのが好きで、カメラや撮影現場などにも興味があったことと、エアグラウンドが運営している尼崎経済新聞の取材に関わって、人と接することにより、人見知りな部分も克服できるのでは?と思い選びました。
山林さん 募集要項を読み、エアグラウンドでなら自分のコミュニケーションの能力を向上できると思いました。運営している尼崎経済新聞のことも今まで知らなくて、一度読んでみるとすごく面白かったんです。
-印象に残る仕事は?
三好さん 初取材です。記者に同行させてもらう形でしたが、質問事項なども一人で考えて自ら質問していく流れでした。記事を作成し、掲載されたときは『形になった達成感』がありました。(三好さん執筆記事
山林さん 初めて一人で取材した時です。『取材漏れ』が無いよう、準備万端で挑みました。飲食店取材だったのですが、仕込み作業が忙しそうで『迷惑ではないか』と不安になりました。結果、満足いく記事が書けたと思います。(山林さん執筆記事
-特集ページを担当した感想は?
三好さん 一人で取材したので、頼る人もいない状況はとても緊張しました。取材はただ聞くだけでは駄目、自分からしゃべって進めないと始まらない。取材後に記事を書き始めると『こう聞けばよかった』といろいろまた考えて…。必要な情報を持って帰ることの大変さを知りました。作成時間も限られているし、大学の実習も挟んだので、山林君と顔を合わせた打ち合わせが十分にできず、LINEでのやり取りなどで進めていきました。意思疎通の難しさも実感しました。
山林さん 同時に3人へインタビューしたので、話を回す側に立たなければならず、そこは苦労しました。尼崎に住んでいながらこれまで地元企業について知る機会はなく、取材を通してたくさんのことを知ることができましたし、普段聞くことのできない「経営者の話」を直接聞けたことは嬉しい経験でした。
-インターンシップに取り組む中で、成長したなと思う部分は?
三好さん 尼崎経済新聞の取材や撮影に同行する中で、自分から発言する力が身に付きました。エアグラウンドスタッフの動きを見ることで、人前での対応力も学ぶことができました。
山林さん 取材や撮影などで現場に出るうちに、人と対面したときの『緊張』みたいなものが薄れてきました。仕事をする上では当り前のルールも学びました。
-今回のインターンシップで学んだことを、今後どのように生かしていきたい?
三好さん エアグラウンドで作業していく中で、今まで苦手だったパソコン作業についてなど、たくさんの知識が身に付きました。パソコンに限らず、これからは何事にも苦手意識を持たず、さまざまなことに積極的に取り組んでいきたいです。
山林さん 今後というか、すでに実生活でも生かされています。例えばつい最近、ある業種に携わる方々との交流会に参加してきたんです。今までの自分なら参加したくても躊躇していたと思います。インターンで得たコミュニケーション力のおかげかと。学んだすべてを就職活動に生かしていければと思っています。
続いてエアグラウンド代表 畠中裕介さんにインタビュー
畠中裕介 専門学校卒業後、大阪市内にある映像制作会社に就職。2008年4月、弟と共にエアグラウンドを設立。
-インターンを受け入れようと思ったきっかけは?
畠中 イベントでJAE代表の坂野さんと知り合い、尼崎市の長期インターンシップのことを知りました。当初は受け入れ企業をJAEさんに紹介する立場でしたが、ある企業から「なんでエアグラウンドは参加しないの?」と言われ、受け入れを決めました。
-受け入れた成果はありましたか?
畠中 ちょうどエアグラウンドに新卒スタッフが入る時期だったので、若い世代との接し方などをいろいろ考えていたんです。接し方や未経験者へのレクチャー方法も学ぶことができました。
-具体的な成果は?
例えば、三好さんはカメラアシスタント、山林君は映像場面を切り替えるスイッチング能力に優れていました。どんな仕事が合っているのか、人それぞれの適性を見ることを学びました。見えてきた課題もあります。今後はインターンシップ参加企業のコミュニティーを作り、尼崎の特徴である『ものづくり企業』とインターンシップを繋げていけたらと考えています。
-2人へメッセージをどうぞ
三好さんはカメラアシスタント能力があり、テキパキと動いてくれました。全体を見て、状況を判断する力もあると思いますし、保育園での撮影時、子どもたちを見る表情がとても嬉しそうで、先生の仕事に向いていると思いました。これからは周りを気にせず、勇気を持って自分の意見を発言していってほしいです。
山林君は本当に勉強家で『自分を変えたい』という努力がひしひしと伝わってきました。スイッチングセンスも高く現場の評判も上々で、山林君のおかげで繁忙期を乗り切れたと言っても過言ではありません。これからは余裕を持って何事にも取り組み、もっと自分に自信を持ってほしいです。
これからも2人はエアグラウンドメンバーだと思っているので、気軽に訪ねて来てくださいね。
最後に、インターン担当者にインタビュー
久保路子・嶋本佳代 今回インターンシップ担当として2人の指導にあたる
-インターンを受け入れたことで、変化はありましたか?
久保 元々人の出入りが少ないオフィスなので、2人のおかげでフレッシュな風が入ってきたような気がします。
嶋本 編集作業などで一日中パソコンに向き合うことも多かったのですが、2人のおかげで会話も弾み、社内に活気が出たと思います。
-インターンを受け入れた成果はありましたか?
久保 これは嶋本さんも全く同じ感想だったのですが、若者がどんなことを考えているのか、どう接すればいいのかを掴むことができました。なかなか若い世代と交流する機会がないので、さまざまなことを学ばせてもらいました。
-2人へメッセージをどうぞ
久保 インターンでの経験を生かし、やりがいのある仕事に出合って成長していってほしいです。
嶋本 「これだ」というものを見つけて頑張っていってほしいです。この先、大変なこともあると思いますが、エアグラウンドで得た経験がふとした瞬間に役に立てばいいなと思っています。

エアグラウンド

http://air-ground.jp/

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